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                                               林陽寺住職です。 
                                            
                                          今年もよろしくお願いします。 
                                           私の友人が書いてくれたイラスト です。 | 
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                                    | 岐阜県仏教会主催秋の本山めぐり 妙心寺 2025.10.20   | 
                                  
                                  
                                     「岐阜県仏教会名誉会長山川宗玄老大師妙心寺管長就任お祝いの旅」として、バス1台40名ほどで妙心寺を参拝、管長猊下に相見、ご法話拝聴。お昼は「阿じろ」の精進料理を猊下と共にいただき、楽しいひと時を過ごしました。皆さんご苦労様でした。 
                                     妙心寺では、法堂(国宝)、黄鐘調鐘(国宝)、法堂天井雲龍図の説明を受け拝観。 
                                     塔頭寺院の天球院(普段は拝観できない寺院)では、重要文化財の障壁画の数々を見せていただきました。写真は、いただいた絵葉書からのものです。虎の間の一部です。  | 
                                  
                                  
                                          
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                                    | 第59回教誨師中央研修会 2025.8.28  | 
                                  
                                  
                                      第59回教誨師中央研修会に出席。関係団体の功労者表彰もあり、久しい振り法務省の地下棟大会議室に。 
                                     その後、法務省矯正局長の「矯正の現状」、118年振りに刑法の一部改正より、「懲役と禁錮」を廃止し、新たな刑として「拘禁刑」創設の趣旨などの講演。 
                                     続いて日本農福連携協会の会長さんより「農福連携の推進」についての講演がありました。農福連携とは、農業と福祉が連携し、障害者などが農業分野で活躍することで、就労機会の創出や生きがいづくりを促進する取り組みとのことで、生きづらさを抱えた方々が幸せに暮らせる社会を構築することを目指している。補助金も出ているようで勉強になりました。出所者の社会復帰支援の充実にも繋がる道でもある。私の友人に支援学校の生徒さんを受け入れ一緒の農業をしている方もいて参考になりました。 
                                     会場で、日本宗教連盟より、宗教教誨功労により「感謝状」をいただきました。
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                                    | 越前市「岡本神社・大瀧神社」参拝 2025.6.28 | 
                                  
                                  
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                                      特殊な紙を求めて越前和紙の里へ、以前地元の美濃和紙の店に行ってみましたが思うような紙が無く、縁があっていただいた紙が越前の和紙の里の店であったため数年前に求めて使っていましたが、残り少なくなってきましたので、久し振りに訪れ求めてきました。 
                                     令和5年に冠峠トンネルが開通し、大変便利になり徳山ダムを見ながら道の駅に寄ったりしてのドライブには最適です。道の駅には車やツ-リング客で一杯でした。 
                                     越前和紙の里には、和紙にかんする博物館や工芸館などがありますが、近くの「紙祖神」を祀る国重要文化財である「日本一複雑な屋根」をもつ「岡本神社・大瀧神社」にお詣りしました。 
                                     総ケヤキ造りのそれはそれは立派な神社です。写真でご覧ください。以前お詣りした秩父神社は「蚕」で財をなし、こちらの神社は「和紙」で財をなして造られたようです。江戸末期の大久保勘左衛門棟梁による複雑な曲面を持つ積層した屋根が特徴とされています。 
                                     この棟梁の代表作は曹洞宗本山永平寺の勅使門もあり親近感を覚えました。お詣りをしているときに異様な音がしたので注意して見てみると何とカモシカに見られていてビックリしました。 
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                                    | 岐岐阜市仏教会滋賀県大津市の義仲寺研修  2025.6.12 | 
                                  
                                  
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                                      岐阜市仏教会第8回珠玉の団参にて滋賀県大津市の義仲寺をお詣りしました。この寺は、平安時代末期にこの地で死を遂げた木曽義仲(源義仲)を、ここに葬ったことに由来。享年31歳。死後、巴御前が義仲の墓所近くに草庵を結び、日々供養したことにはじまると伝えられています。 
                                     江戸時代中期までは木曽義仲を葬つたという小さな塚でしたが、浄土宗の僧により、義仲の塚の上に新たに宝篋印塔の墓を建立し、元禄5年(1692年)には寺名を義仲寺に改められました。 
                                     俳人松尾芭蕉はこの寺と周辺の美しい景観や湖南の人々をこよなく愛し、度々訪れ滞在し。無名庵で句会も行われた。大坂で亡くなった芭蕉だが、「骸(から)は木曽塚に送るべし」との遺志により元禄7年(1694年)10月、義仲の墓の横に葬られた。境内には、数多くの句碑が立ち、偉大な俳跡として多くの人が訪れます。句会も度々行われるとのこと。このほか、本堂の朝日堂・翁堂・無名庵などが立ち、境内全域が昭和42年国の史跡に指定。 他に36俳人の画像、若冲による花卉の天井絵、巴塚、木曽神社等こじんまりとした境内地であるが見るべきものが多い。二つのお墓の前で「般若心経」お唱えし供養をさせていただきました。境内の多くの亀に見送っていただきました。(2025.06.12) 
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                                    | 第69回中部矯正管区教誨師研修大会石川県大会2025.6.11  | 
                                  
                                  
                                    
                                    
                                      
                                        
                                          
                                            
                                              
                                                
                                                   6月11日第69回中部矯正管区教誨師研修大会石川県大会が金沢市で開催された。年1回管区内の教誨師や矯正施設の関係者が集まり大会テーマのもとでの研修。本大会では罪を犯した者にとどまらず、現在の日本は快楽的あるいは拝金的幸せの追及が蔓延・・宗教的、精神的という視点が欠如・・こうした問題意識を以って、石川県出身の鈴木大拙師の思想に触れながら「宗教の人間救済」と題して開催された。 
                                                   この6月から118年振りに改正された刑法により懲役と禁錮の代わりに「拘禁刑」が施行され「懲らしめ」から「立ち直り」へと。受刑者の特性に応じた処遇。命の尊さ、同じ人として生きる等仏教精神を基に「退化」した感性を取り戻すような教誨でありたいと感じた。「教誨」とは「教え諭す」と解されるが、「教誨」の「誨」とは仏や祖師方の教えの仲立ちでもあり、宗教教誨の任にあたる者の大切な役目でもあると学んだ。 
                                                   来年は岐阜県が当番県。令和8年6月に高山で開催することが決まっている。 
                                                 
                                               
                                               
                                           
                                         
                                       
                                     
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                                    | 秩父研修   2025.5.24~25  | 
                                  
                                  
                                     
                                    
                                      
                                        
                                          
                                            
                                              
                                                
                                                   第75回全国植樹祭が秩父ミューズパークで開催されることを記念して、市街地で秩父祭と川瀬祭の笠鉾・屋台を特別公開されます。駒沢大学WVの同期会が秩父に集まり、市内の神社やお寺にお詣りしました。 
                                                   秩父は、夜祭りで有名な秩父神社や三峰神社など絢爛豪華な装飾を施した神社が多く、お詣りや見学者が絶えません。たまたま、植樹祭に天皇陛下がご臨席とのことで、秩父神社では7月の川瀬祭と12月の秩父祭それぞれで曳き廻される笠鉾・屋台を5月25日に同日公開。普段は3
                                                  層の笠を付けずに曳き廻されている “下郷笠鉾” は本来の姿で公開するとのことで21日から境内で組み立てが始まっていました。 
                                                   「秩父祭り」は京都祇園、高山祭とともに日本三大曳山祭りと言われ、300年の歴史があり、絹大市の最終を飾る一大行事として発展、文化財の笠鉾はユネスコ無形文化遺産にも登録されました。神社仏閣の装飾や鉾や屋台などは養蚕や鉱山などで財をなした遺産とのことです。それはそれは立派なものばかりです。 
                                                   余りにも多くの人たちが組み立てに関わり、びっくりしました。笠鉾を組み立てるのに1週間位かかる感じでした。21日はまだ横になっての作業でしたが22日は立てられていました。 
                                                   『天皇皇后陛下には、全国植樹祭へのご臨席のほか、「下郷笠鉾」を始めとする「秩父夜祭屋台6基」をご視察いただくことは,私たちにとってこの上ない栄誉でございます。・・・・・』との保存会の説明文を頂きました。明日、お天気なることを祈念いたします。
                                                   
                                                 
                                               
                                               
                                           
                                         
                                       
                                     
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                                    | 台湾慰霊の旅   2025. 2.24~27  | 
                                  
                                  
                                    
                                    
                                      
                                        
                                          
                                          
                                            
                                              
                                                
                                                  
                                                    
                                                      
                                                         
                                                         今年は戦後80年、終戦記念日に向けて記念法要や行事が多く行われると思います。昨日東京空襲から80年追悼行事のニュースが放映されていました。曹洞宗岐阜県總和会ではこの2月末に台湾の最南端鵝鑾鼻(ガランピ)岬の潮音寺において慰霊法要を行いました。 
                                                        
                                                        
                                                         鵝鑾鼻(ガランピ)岬は第二次世界大戦時、台湾高雄から東南アジアの前線へ向かう輸送海路であり、バシー海峡からフイリピンやシンガポールなどへ輸送船団が頻繁に往来していた海峡です。 
                                                        
                                                        
                                                         アメリカ海軍の潜水艦などと戦闘になると、ほぼ撃沈されたという史実があり、第二次世界大戦の日本の敗戦の原因の一つとして語られています。バシー海峡での戦没者は一説によれば10万人とも言われています。 
                                                        
                                                        
                                                         潮音寺は、1944年8月にバシー海峡付近にて、玉津丸が撃沈された後、12日もの間漂流し、まさに九死に一生を得た故中嶋秀次氏(2013年10月、92歳で死去)が1981年にその半生と私財を投じ、この海峡で戦死した戦友たちのために建立した台湾最南端の猫鼻頭(マオビートウ)に位置するお寺です。 
                                                        
                                                        
                                                         高雄からさらに3時間バスに揺られて最南端へ、故郷のお酒などをお供えして供養法要を行いました。その足でさらに海岸に出て、海に向かって読経を・・。穏やかな海でした、今でも戦火の絶えない國も多く、本当に平和の大切さを実感いたしました。 
                                                        
                                                        
                                                         戦没殉難の方々の御霊の安らかならんことを心からお祈りいたしました。 
                                                       
                                                     
                                                     
                                                 
                                               
                                             
                                           
                                          
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